2010年08月16日

ソルト

アメリカ (2010)

監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー、リーヴ・シュレイバー


100分。
息つく暇もない。
もちろんよそ見する隙もない。

少しずつあぶり出される過去が
見る側の気持ちを先へ先へと引っ張っていく。
 
単純明快な勧善懲悪ともちょっと違う。
ハリウッドにしては湿度のある 
個人的には次へとそそられる作品。

続編も決定らしい。


■『ソルト』オフィシャルサイト

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2010年06月26日

告白

日本 (2010)

監督:中島哲也
出演:松たか子、木村佳乃


今の子供の社会は過酷だ。
自分の子供時代も十分苦しかったけど
それが今だったらと思うとぞっとする。

面白かった。
そして怖かった。

原作の方が怖かったけど
映像になると異質の怖さがねっとりと貼り付く感じで。

日本映画、面白い。

■映画『告白』オフィシャルサイト続きを読む

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2010年04月14日

シャッターアイランド

アメリカ (2009)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ


「本当のこと」なんて、果たして本当にあるのだろうか。
自分が信じているものが現実なのか、まやかしなのか、
私自身さっぱりわからない。

ふと「チェンジリング」を思い出して、背筋が震えた。

◆  ◆  ◆

しかし。。。

なんというか、映画の内容以前に
まったくシックス・センスの轍を踏んでいるというか…。
純粋に映画を楽しみたいのに
余分な先入観を植え付けるのってやっぱりいただけない。

おかげで映画自体がちょっと残念なものに見えてしまった。

きっとそんなに悪い映画じゃないと思うんだけどな。
見る方も謎解きに翻弄されすぎて、
薄っぺらな見方しか出来なくなってしまうような気がする。

だから、見たようで何も見てなかったような…

謎解きから離れて、もう一度見てもいいかもしれない。


映画『シャッター アイランド』公式サイト(音に注意)
Shutter Island.com(english) (こちらも音に注意)

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2010年02月10日

シャネル&ストラヴィンスキー

フランス (2009)

監督:ヤン・クーネン
出演:アナ・ムグラリス、マッツ・ミケルセン


久しぶりに大人の映画を見た充実感。
フランス映画らしいちょっと突き放した感じがよかった。

アナ・ムグラリスの低い声が初めて響いた瞬間、背筋がぞくり。

セリフは最小限。
シャネルとストラヴィンスキーとその妻、
この3人の目だけですべてがわかる。

何を感じるか、どこまで理解できるか。

それは見る者の感性次第。
試されている気がする。
まるで自分がシャネルの前に立たされているように。

映画「シャネル&ストラヴィンスキー」公式サイト

ぽれっとCinema~「ココ・シャネル」(2009年8月19日鑑賞)

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2009年12月02日

母なる証明

韓国 (2009)

監督:ポン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ


おばさんの変なダンス。
冒頭から鷲掴みされた。

母と息子。
あの、母の肩からのぞく下着のレースがどうしようもなくエロティック。
そして息子は、実はすべて分かっていて白痴のふりをしているのでは?
と感じさせる瞬間もあり、もやもやとした疑惑の空気をふりまき続ける。

深読みしようとして足を取られ深みにはまる。

母は、親でもあるけれど女である。
息子の保護者であるけれど、その息子に依存してもいる。

文化あるいは国民性の違いがスパイスとしてよく効いている。
昭和の、それも30年代くらいの日本は近い感じだったのかな、
などと考えたりもした。

ささやかなんだけど今の日本では思いもつかないような
妙にリアルだったりグロテスクだったりエロティックだったり
そんなシーンが効果的に入っていてドギマギしたりして。

ストーリーも結構なペースでどんどん展開していく。
情報を何も持たないまま見に行ったからすごく面白かった。

原題は「MOTHER」。
原題のままの方が母親という生き物を詩的に表現しているようで
よかったかもしれない。

映画「母なる証明」公式サイト

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