さ行

2010年04月14日

シャッターアイランド

アメリカ (2009)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ


「本当のこと」なんて、果たして本当にあるのだろうか。
自分が信じているものが現実なのか、まやかしなのか、
私自身さっぱりわからない。

ふと「チェンジリング」を思い出して、背筋が震えた。

◆  ◆  ◆

しかし。。。

なんというか、映画の内容以前に
まったくシックス・センスの轍を踏んでいるというか…。
純粋に映画を楽しみたいのに
余分な先入観を植え付けるのってやっぱりいただけない。

おかげで映画自体がちょっと残念なものに見えてしまった。

きっとそんなに悪い映画じゃないと思うんだけどな。
見る方も謎解きに翻弄されすぎて、
薄っぺらな見方しか出来なくなってしまうような気がする。

だから、見たようで何も見てなかったような…

謎解きから離れて、もう一度見てもいいかもしれない。


映画『シャッター アイランド』公式サイト(音に注意)
Shutter Island.com(english) (こちらも音に注意)

lalacinema at 23:30|PermalinkTrackBack(0)

2010年02月10日

シャネル&ストラヴィンスキー

フランス (2009)

監督:ヤン・クーネン
出演:アナ・ムグラリス、マッツ・ミケルセン


久しぶりに大人の映画を見た充実感。
フランス映画らしいちょっと突き放した感じがよかった。

アナ・ムグラリスの低い声が初めて響いた瞬間、背筋がぞくり。

セリフは最小限。
シャネルとストラヴィンスキーとその妻、
この3人の目だけですべてがわかる。

何を感じるか、どこまで理解できるか。

それは見る者の感性次第。
試されている気がする。
まるで自分がシャネルの前に立たされているように。

映画「シャネル&ストラヴィンスキー」公式サイト

ぽれっとCinema~「ココ・シャネル」(2009年8月19日鑑賞)

lalacinema at 23:09|PermalinkTrackBack(0)

2009年11月18日

沈まぬ太陽

日本 (2009)

監督:若松節朗
出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子


原作に感動した分、テストの採点をするような気分で見てしまった。
そして頭の中にある原作に映像的な補完をするような見方で
だから映画としてどうだったのかというのはよく分からない。

ただ、無理があるなぁと思う部分が物足りなさになっていることは
まぎれもない実感として残ってしまったかな。

あと、左遷といっても待遇いいよなぁって思ってしまった。
恩地さんがあんまりかわいそうに見えなかったんだよね。
この辺は現実のニュース報道に影響されてるかな。

でも、よく作ったなと思うし、よくまとめたなと思う。

映画『沈まぬ太陽』公式サイト

lalacinema at 23:56|PermalinkTrackBack(0)

2009年08月26日

宇宙へ。

イギリス (2009)

監督:リチャード・デイル


NASA秘蔵のオリジナルフィルム。
本物の迫力は圧倒的だ。

宇宙を自分の目で見られるなら片道切符でいい。
地球に戻れなくてもそのまま死んでもいい。
子どもの頃そう思っていた自分の核が揺さぶられる。

1986年のチャレンジャー号の出発前の映像と
2003年のコロンビア号の大気圏突入直前の映像はたまらなかった。
目をそらすことは出来ず、でも涙が溢れる。

そして管制室の「全てを記録するんだ」の声に胸が熱くなる。

泣いて終わるわけにはいかないのだ。
失敗も全て経験として積み上げることが未来につながる。

帰り道、低い空に月が出ていた。
かつてあそこに人間が降り立ったんだなぁと
茫漠とした気持ちになった。

もう行かないのかな、月。

宇宙へ。オフィシャルサイト

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2009年07月01日

サガン  悲しみよ こんにちは

フランス(2008)

監督:ディアーヌ・キュリス
出演:シルヴィー・テステュー、ピエール・パルマード


サガン。
名前は知ってるけど「悲しみよ こんにちは」は読んでないし
どんな人でどんな人生だったかも知らなかった。

映画の中で彼女の身の上にはフィクション的な出来事が次々起こるけど、
伝記ドラマっていうんだからやっぱりほぼ事実なのだろうな。

彼女の本、読んでみたくなった。

『サガン ?悲しみよ こんにちは?』公式サイト

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